明治ホールディングスは、医療用医薬品子会社のMeiji Seikaファルマが手がける農薬事業を三井化学アグロに約422億円で譲渡することを決めた。譲渡予定日は2022年1月4日で、農薬事業は新会社に承継される。三井化学アグロは農薬・肥料、非農業用殺虫剤などを製造販売する。M&Aアドバイザーとしては、明治ホールディングスが医療用医薬品事業に経営資源を集中することで、事業の強化と新薬の創出につながると考えられる。また、三井化学アグロにとっては、農薬事業の拡大につながると見られる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。